Neat Design Journal

自作PCの構成を予算5万円で考えてみた

自作PCの構成を予算5万円で考えてみた

私の自宅のパソコンは自作PCです。もう何年も使っているのでところどころ不具合が目立ってきてるのと、OSがWindows 10なんですがMicrosoftのサポートも今年の10月で終わるってことでそろそろ作り替えどきだなという状況なんですね。ということで、今回は予算5万円で新しい自作PCの構成を考えてみようと思います。

前提として、今使っているパーツで流用できるものはそのまま使います。私の場合、HDDとPCケース、キーボード、マウス、それと液晶ディスプレイは流用しようと思います。それと、スペック的には中レベル前後で十分と考えています。自宅のパソコンはほぼネットサーフィン、オフィスソフトの使用、年賀状作成・印刷(筆王)ぐらいにしか使いませんので。動画編集とかゲームは一切しません。

CPU

CPUはこれまでずっとIntel製を使ってきたので、今回はAMDのRyzen 5 5500GTにしようと思います。

グラフィック機能搭載のため、別途グラフィックボードを用意する必要がなく、その分安価に抑えられます。今搭載しているIntel Core i5 4690の4コア4スレッドに対してこちらは6コア12スレッドなので性能的には爆上がりでしょう。これの後継で5600GTというのもあるんですけど、5500GTとそんなに性能差が感じられないのに少し高いので5500GTで十分と思います。

M/B

次はマザーボードです。マザーボードもこれまでずっとASUS製を使ってきたので、今回はMSIのA520M-A PROにしようと思います。MicroATXなので拡張性はそこまでなんですが、私の場合、そもそも一度作ったらなかなか拡張しませんので問題ないです。CPUとの互換性も公式サイトに掲載されているので、相性問題もないかと思います。

MEM

続いてはメモリーです。現状が2GB×2で4GBなんですが、今回は8GB×2の16GBを搭載したいと思います。メモリーはCFDのW4U3200CS-8Gにします。まぁ何か売れてそうなんで。笑

TeamのTPRD416G3200HC22DC01とかもいいですね。赤のヒートシンクが格好いい。価格はほぼ変わらないので好みの問題ですが、何となく日本ブランドがいいかなと。

SSD

SSDはWINTENのWTPCIe-SSD-256GBにしたいと思います。容量は大きいほうがいいと思うんですが、今回は安価に抑えたいので256GBを選択します。その他は既存のHDDと外付けHDDを流用して賄います。現状のSSDが謎の110GBなので256GBでも十分と判断しました。

同じ価格帯で言うとApacerのAS2280P4Xや少し高めですがシリコンパワーのSP256GBP34A60M28などもありますね。

PWR

続いては電源ユニットです。スペック的にそこまで高くないため300W程度でもいいと思うんですが、できるだけ長く使いたいので玄人志向のKRPW-L5-400Wにしようと思います。現状のPCケースが電源ユニットを下部に配置するタイプなのでロングケーブルは重宝しそうです。

OS

最後はOSですが、これはもちろんWindows 11 Homeにします。Pro版とかは私には必要ないですね。

構成まとめ

ここまでの構成をまとめたいと思います。価格はR7.7.17現在のAmazonでの販売価格です。

合計すると、51,796円でしたので、5万円を超えてしまいましたね。どうしても5万円以内に収めたいということであれば、CPUを少し抑えてRyzen 3 5300G(価格.comの最安値が17,480円で−2,300円)とかRyzen 3 4300G(同じく14,980円で−4,800円)でもいいかもしれません。こちらは4コア8スレッドなのでやっぱり5500GTには劣りますが、現状の4コア4スレッドからすればややグレードアップするのでそれでもいいかもしれません。まぁでも個人的にはRyzen 3シリーズよりも5シリーズがいいなと思いますので、これでいい感じかもです。

最後に

CPUは仕方ないとしてOSがやっぱり高いですね。ここがもう5,000円くらい安ければもっと選択肢は増えると思います。もちろん予算をあと1万円でも増やせばいいんですけどね。とにかく自作PC構成の組み合わせは価格や性能によって無限大なので、自分がどんな用途で作るかを明確にして、その部分にお金をかけるのが満足できるコツだと思います。気になる方はぜひやってみてください。