Neat Design Journal

世界堂の新宿本店へ行ってきました!

先日、会社の研修で東京へ行きました。その日は一泊し、翌日は会社のメンバーで東京ディズニーシーへ行きました。その日の夕方、会社の他のメンバーは福岡へ帰る中、私は翌日に大阪で仕事の予定がありましたので東京でもう一泊することにしました。

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数日前から東京駅周辺のビジネスホテルを探していましたが、なかなか見つからない。安いのはカプセルホテルで3,000円前後ですが、それ以上になると数万円するようなところしか空いていません。さすがに東京まで行ってカプセルに泊まるって何だかなぁって感じだし、かといって数万円もする高級ホテルには泊まれない。そこで東京駅から離れた場所でもどんどん探してみますが、私が想像しているような6,000円~7,000円台の部屋が全く空いていない。それでも執念深く探していると、ようやく新宿ホテル PARK INNというところを見つけました。

ユニットバス付で一泊6,300円の部屋が残り一室となっていましたので、速攻予約入れました。その後もできるだけ東京駅に近いところで空きがないか探してみましたが、全くなし。でもあとで調べてみて初めて知ったんですが、新宿から東京まで電車で20分かからないですね。次の日の移動を少しでも楽にしたいがために東京駅周辺にこだわっていた自分が恥ずかしい。そんなわけで新宿に一泊することになったのですが、夕方5時ごろからフリーだったので新宿駅周辺で何かないかなと地図をぐるぐる見ていると、新宿駅西口側に世界堂という文房具屋を見つけました。少し前にテレビ番組でSMAPの香取慎吾くんが通ってるって話を聞いたことがあったので「あの世界堂やん!」ってテンション上がってその瞬間に絶対行くって決めました。その他にも何かないのかなとぐるぐる見続けていると、宿泊するホテルが新宿二丁目や歌舞伎町などの繁華街に近いことを発見し、ひとりでドキドキしたりwそんな中、駅前にはヨドバシカメラがあるとか晩ご飯はCoCo壱番屋にしようかとか色々と妄想していたら、世界堂の新宿本店というのを見つけてしまいました。最初からウェブサイトを確認してればよかったのですが、世界堂の本店が新宿にはありました。これはもう支店より本店行くべきでしょ!ということで初めての新宿での夜の過ごし方が決まったのでした。

早速店内へ

ディズニーシーから新宿へ向かう電車の中ではそれはもうドキドキが止まりませんでしたwホテルにチェックインを済ませ、いざ世界堂へ!

到着!!

めくるめく文房具の世界

福岡の田舎もんには目に毒のような品揃えとお客さんの多さに戸惑うばかり。でもそんなことに負けてはいられません。気を引き締めて店内を隈なく散策します。1階は一般の文房具が所狭しと陳列されています。

文房具好きの人なら分かっていただけると思うんですが、自分の中でこの文房具が置いてあるお店は間違いないって感じる一品ってありませんか?w私の場合、ノートならMDノート、ツバメノート、ロディアあたりで最近ではアピカのプレミアムCDノートもですかね。あと、シャープペンだとプレスマンの新型とかぺんてるのスマッシュとかが置いてあればかなりのお店だと思います。もちろん、万年筆があれば最高です。とりあえず当たり前でしょうけど世界堂はこれらをクリア。←偉そうwそうなると私の文房具スイッチが発動し、じっくり見て回っちゃろうかなとなります。←やっぱり偉そうw

万年筆が欲しかった

以前にも書きましたが、来年の手帳用に新しい万年筆が欲しいと思っていましたので世界堂に行くならと多少狙ってはいました。

1階から2階へ行くエスカレーターの前に万年筆売り場があります。L字型のショーケースにはPelikan、PILOT、プラチナ、Watermanなど様々な万年筆や高級筆記具が並べられていました。その奥には阿佐ヶ谷姉妹の立ち位置右側、渡辺江里子似の女性店員さんと、もう一人女性の店員さんが二人で在庫チェックみたいなのをやっていました。個人的に、試し書きの最中にその様子を店員さんにじっと見られるのが何となく恥ずかしいので、在庫チェックのどさくさに紛れて試し書きしようと思い阿佐ヶ谷姉妹の方に声をかけました。数回前を通った際に確認していたプラチナの#3776センチュリーのブラックインブラックです。これを買うのは心に決めていましたので、あとは字幅(ニブ)です。EF(極細)かF(細字)か、またはM(中字)か、実際に書いてみて決めたいと考えていました。

国産万年筆に驚愕

それまでに色んな万年筆を試し書きしたことはあったのですが、国産万年筆はほぼ初めてでした。海外製の万年筆の字幅は国産万年筆の字幅よりも太いみたいなことはネットの情報で頭には入っていました。普段使いしているのはPelikanのM205のFニブでしたので、同じ感覚でセンチュリーのFで書いてみると、その繊細な細さに驚きました。ベタですが、漢字特有のトメやハネがしっかりと書ける。それでいて書く時のカリカリ感がほとんどない。どちらかというとサリサリという感じで、気になるどころか逆に程よい摩擦感が心地良かった。瞬間、心底惚れました。EFやM、それに店員さんの勧めで細軟も書かせてもらいましたが、EFは細すぎ、Mは太すぎ、細軟はやや悩みましたが、手帳用、それも能率手帳用なので太く書く必要はないだろうということでFに決めました。

世界堂は安い

表の看板に「日本一安く売る店」と書いていましたので期待はしていましたが、定価よりかなり安く購入できました。そこでせっかく日本一安く売る店に来ているんだからということで、コンバーターも併せて購入。
そうなるとやはり新しいインクも購入する流れですよねw狙いは色彩雫の深海、月夜、天色、紺碧、孔雀、松露あたり。勢いに任せて全部試し書きしてやりましたw厳選なる吟味の結果、深海を購入しました。

最後に

いかがでしたでしょうか。店内には約2時間ほど滞在していました。1階だけではなく2階のイラスト用品もかなり面白かったです。専門学校生らしき若者が多くて若干たじろぎましたが、色んな画材を見ているだけでもかなり楽しめました。まだまだ見て回ることはできましたが、お腹も空いたので後ろ髪を引かれながらも退店。予定通りCoCo壱番屋でキャベツメンチカツカレーを注文し、大都会東京で万年筆を購入した喜びに浸りながらひとりニヤニヤした夜でした。もちろん、ホテルに帰って速攻インクを吸わせて手持ちのほぼ日手帳WEEKSに思いの丈をぶちまけたのは言うまでもないですねw

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