Neat Design Journal

インク沼に陥りそうな予感がする件

インク沼に陥りそうな予感がする件

先日、こんな記事を書きました。

新しい万年筆とインクが欲しい今日この頃です。最近気になったのがこのカスタムヘリテイジ92です。
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https://neatdesignjournal.com/pilot-custom-heritage-92/
PILOTのカスタムヘリテイジ92がとても気になってる件

新しいインクは色彩雫の月夜か深海がいいかなと思っていたんですが、その他にも色々なインクをネットで検索するうちにドンドン深みにハマっていく自分がいます。まだ実際に購入するまでには至っていないので何とか沼には落ちないで済んでいるんですが、ひと度何かしら購入した途端ズブズブと浸かってしまう予感がヒシヒシとしています。

気になっているインクを一挙公開

PILOT 色彩雫シリーズ

まずはPILOTの色彩雫シリーズから、上にも書きましたが『月夜』と『深海』が挙がってきます。

どちらも近所の文房具屋さんで試し書きをしてみましたが、予想通りの色合いでどちらも甲乙つけがたくなかなかひとつに決められません。その他にも色鮮やかな『天色』や『紅葉』も好みなので、どれも試してみたい。

あ、ここがインク沼への入口かww

Pelikan エーデルシュタイン

続いてはPelikanのエーデルシュタインシリーズです。エーデルシュタインとはドイツ語で「宝石」を意味します。その名の通り、宝石のように綺麗な色合いをしているのが特徴です。中でも気になっているのは『サファイア』です。この純粋な青にはかなり惹かれます。

もうひとつ、2014年の限定モノである『ガーネット』も気になります。なぜならレギュラー商品には存在しない限定品で、かつ私の誕生石だからwこういうの欲しいですよね。

没食子インク

ここで突然ですが、没食子インクってご存知でしょうか。私も今回色々なサイトを見て回っている時に偶然知ったんですが、ちょっとだけご紹介。

没食子インクとは

没食子インク (もっしょくしインク、iron gall ink、iron gall nut ink、oak gall ink)は鉄の塩と植物由来のタンニン酸から作られた紫黒色もしくは黒褐色のインクである。

没食子インク – Wikipedia

詳細な説明は没食子インク – Wikipediaをご参照いただきたいのですが、要するに染料インクに属するのに耐水性、耐光性に優れたインクということです(多分w)。いわゆるブルーブラックがこの没食子インクなのですが、没食子インクのブルーブラックと単なる染料インクのブルーブラックがあるので注意です。現在販売されている主な没食子インクは以下の通り。

  • プラチナのブルーブラック
  • ペリカンのブルーブラック
  • ローラー&クライナーのサリックスとスカビオサ
  • ダイアミンのレジストラーズインク

この中で気になったのがローラー&クライナーのサリックスとスカビオサ。今までに聞いたことがないメーカーだし、インクボトルも格好いいし、何しろインク名がイケてるwサリックスはブルーブラックなんですが、スカビオサは没食子インクには珍しい紫系のインクです。また、没食子インクについては以下の記事も参考になるのでご参照ください。

DIAMINE・ダイアミンのレジストラーズインク(Registrars ink)を紹介。鉄分が多く、耐水性抜群の古典BB/没食子万年筆インク。ブルーからブラックへの色変わりが激しく圧倒的な耐水性は古典インクの最たるもの。乾燥が早めで裏抜けも少ないので、手帳用の万年筆に装備中。
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https://genkiszk.com/diamine-registrars-ink/
ダイアミンのレジストラーズインクは耐水性優秀な没食子インク。扱い方を知って長期記録に向く強い味方を享受
現在、自分がもっとよく使っているインクはROHRER & KLINGNERのサリックスです。一時期、バカみたいにインクを買い漁っていましたが、このサリックスのおかげでようやくインク沼から脱出できたと思います。いや、まだ片足はつっこんでるかも。しかし、常用インクはしばらくの間はサリックスでいきます。 ローレル&クリングナー ROHRER&KLINGNER 万年筆用ボトルインク/ライティングインク 50ML 没食子インク サリックス RHKL-BT50-SAL 出版社/メーカー: ローレル&クリングナー ROHRER&KLINGNER メディア: オフィス用品 この商品を含むブログを見る サリック…
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https://ntdcc.hateblo.jp/entry/2015/02/22/191842
R&Kのサリックスが最強である理由 - ナタ菌で発酵

最後に

いかがでしたでしょうか。こうしてまとめてみると私の傾向として青系、赤系に興味が行くようです。また、知れば知るほど奥深い万年筆インクの世界ですが、奥の奥まで知り尽くしたい気持ちが強くなる一方です。ただ、最後でご紹介した没食子インクは鉄ペンだと錆びるようなので金ペンがいいようです。やっぱりまずは金ペンデビューしないとですねww