Neat Design Journal

BOSE SoundSport Free wireless headphonesを購入!

​先日、携帯の機種変更をしてiPhone8を使い始めたんですが、そうなると次に気になるのがイヤホンですね(笑)iPhone7シリーズ以降、iPhone本体からイヤホンジャックが廃止されたのをきっかけに、Bluetoothで接続するワイヤレスイヤホンが次々と発売されています。このワイヤレスイヤホンにも2種類あって、一つが左右のイヤホンを繋ぐケーブルが存在するものと、左右のイヤホンが完全に独立・分離してる『完全ワイヤレスイヤホン』です。折角なので流行りに乗ってみたいというミーハー心が芽生え、また、どうせ買うならということで『完全ワイヤレスイヤホン』の方を色々と物色してきました。

advertisement

いざ、ヨドバシカメラ博多へ

何でもそうですが、買い物する時は現物を見て決めたい方なので、地元のヤ○ダ電機やベ○ト電器には行ってみましたが、案の定というか想像通りというか、完全ワイヤレスイヤホンなんてまず店頭には置いてません。ネットではありとあらゆるレビュー記事がありますので大まかには把握できますが、やっぱり気になるのは大きさ、操作性、音質の3つです。こればっかりはどうしても現物を見て、触って、体感(試聴)しないと判断できませんので、休日を利用して博多のヨドバシカメラまで行ってきました。

かなり久しぶりにこんな大型店へ行きましたが、元々電器屋自体が大好きなのでそれはそれはテンション上がりまくりです(笑)

勇気を出して初めての試聴

平日の午前中にもかかわらず、店内は多くのお客さんで賑わっていました。もちろんイヤホンコーナーにも何人かいましたので、まずは店員さんに試聴したいと声をかけるのが第一関門でした。

EARIN M-2

さて、何とか第一関門をクリアし、まずは大本命のM-2から試聴してみました。EARIN(イヤーイン)はスウェーデンのメーカーで、何と言ってもそのデザイン、操作性、機能性がドンピシャで、これを視聴しに行ったと言っても過言ではありません。

去年発表されてから発売延期が続き、ようやく先月発売されるも瞬く間に売り切れとなり、現在入荷待ちの状態の大人気イヤホンです。

私が重視しているものをメインとしたスペックが以下の通りです。

  1. MiGLO(NFMI:近距離磁界誘導)採用
  2. タッチセンサー対応
  3. 対応コーデック:AAC, aptX, SBC
  4. IP52(防汗)

NFMIはものすごく簡単に言うと、完全ワイヤレスイヤホンでも『途切れにくい』仕様ということです(笑)

詳しくは上の記事をご参照ください。

二番目は『近未来的で格好いいから』という単純な理由からです(笑)また、対応コーデックについては標準がSBCですが、高音質を求めるならiPhoneの場合はAAC、Androidの場合はaptX(アプトエックス)対応にしとくと間違いないと思います。最後は防水(防塵)かどうか。M-2はIP52で防汗レベルでしかないのがややネックかというところです。気になる音質に関しては、ネットでの評判通り、低音がしっかり出ていて好みの音質ではありました。ただ、M-2の最大のネックは入荷未定だということ。何ヶ月でも待つよと言えるほどの魅力は正直感じられませんでした。

ERATO Apollo7s

続いてERATO(エラート)のApollo7sです。

ERATOはアメリカのメーカーで、Apollo7sはVGP2018の『Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン(3万円以上)』部門で金賞を獲得しています。

選考基準がよく分からないのであくまで参考レベルですが。

気になるスペックは以下のとおり。

  1. NFMIには非対応
  2. 操作はボタン式
  3. 対応コーデック:AAC, aptx , SBC
  4. IPX5

本体重量は約4g(片方)と軽量で、その他に『ERATOSURROUND™ テクノロジー』という3次元サラウンドを実現した音質が最大の特徴です。店頭の試聴で試してみましたが、素人の私には正直驚くほどの体感は得られませんでした。イヤホンの形状が耳栓のようなので、装着した時の耳から飛び出している感じも個人的にはいまひとつでした。

Bang&Olufsen B&O PLAY Beoplay E8

Bang&Olufsen(バング アンド オルフセン)はデンマークのメーカーで、その界隈では有名なメーカーなんですけど私は初めて知りました。

とにかくデザインがお洒落なのが特徴です。

スペックは以下のとおり。

  1. NFMI採用
  2. タッチセンサー式
  3. 対応コーデック:AAC
  4. 防塵防水規格なし

IP規格については記載がどこにもないので非対応なのだと思いますが、公式サイトには

QUESTION
Can I use the Beoplay E8 outdoors?

ANSWER
Yes, the E8 earphones are splash and dust proof. However, keep the charging case in a dry place and do not submerge them in water.

と書いてありましたので、ある程度までは大丈夫そうです。そんなにびしゃびしゃにするつもりはないので別になくてもいいんですが、たまに濡れたりすることもあるかなと思うとあった方がいいですよね。気になる音質についてですけど、それ以前に何か音量が小さく、ボリュームを最大にしてももの足りなさを感じました。それとイヤホン本体の大きさもやや大きいかなといった印象でした。デザインはお洒落ですけど、タッチセンサー部分のロゴもちょっとダサい(あくまでも個人的感想なので悪しからず)気がしました。

どのイヤホンも決め手に欠ける

M-2、Apollo7s、Beoplay E8の3つを試してみましたがどれもいまいちな印象が拭えず、かと言って他のイヤホンも事前の調査の結果では欲しいと思える内容ではなく、どうしたもんかと考えあぐねていました。試聴したイヤホンの他にもBRAGIのThe Dash ProやYEVOのYEVO1とか、JBLのFREE、NuForceのBe Free8とかJABRAのElite Sport 4.5とか山ほど置いてあったので片っ端から聴きまくろうかなとも思いましたけどさすがに店員さんにも迷惑だしなぁとか思ってたんです。

ふとBOSEが気になる

そんな中、事前調査によってカナル型(耳の奥までイヤーピースを突っ込むタイプ)のイヤホンを購入しようと決め込んでいた私に、インナーイヤー型のBOSE SoundSport Free wirelessが目に飛び込んできました。BOSEと言えばそのサウンド、特に重低音に定評のある超有名メーカーですね。

今さら私が説明するまでもないですが。

ほんの出来心で試聴してみた

気に入るイヤホンがなかったので出直すかなと考えていた時に、最後にこの超有名なBOSEのイヤホンも記念に試聴しとこうと思い立ちました。店員さんにこれで最後にしますんでと言いながら試聴させてもらいました。

すると…めちゃめちゃ好みの音!!!(笑)

正直、ビビりました。えぇ、ビビりまくりました(2回目)。

まず、音量がでかい。そしてズドンと響くベースの低音。それでいてボーカル、ギターも死なない絶妙なバランス。バラードでの繊細なピアノも超綺麗。マジで大声でこれすげぇ!って叫んでしまいました。そう、これがBOSEなんだなと思い知らされました。その2秒後には店員さんに「これ買います」と言ってました(笑)ちなみに試聴した曲はこんな感じです。

ASIAN KUNG-FU GENERATION『遥か彼方』

イントロのベースが大好物です。

THE YELLOW MONKEY『ALRIGHT』

ボーカル、ギター、ベース、ドラムが均一の構成でまさに王道ロックといった楽曲だと思ってます。

東京事変『群青日和』

椎名林檎は高音と低音のボーカルが特徴的。イントロはギターとボーカルから入り、途中からベースがフィルインしてくるところがたまらない。

宇多田ヒカル『花束を君に』

宇多田ヒカルも高音が特徴で、息遣いまではっきりと感じられます。

上にも書きましたが、BOSEのこのイヤホンはどちらかというと耳にサラッと突っ込む感じのタイプなので、正直遮音性は完璧ではありません。個人的に音楽は爆音で聴きたいってだけで単純にカナル型かなと思っていましたが、よく考えると電車通勤でもない私は誰に対して音漏れを気にしているのかなと(笑)それと、本体が他のイヤホンと比べても群を抜いて大きいので、その点も敬遠していました。ただ、これも装着してみないと絶対分からなかったことですが、サラッと耳に装着しているのにもかかわらず、しっかりとしたフィット感があって絶対に落ちないと思わせてくれる安心感があります。本体にBOSEのロゴが入っていますが、見た目が大きいだけに目立ちますし、何よりシレッとBOSEを主張できるのがいい感じ(笑)後付けのようですが、要は考え方次第なんだなって思いました。

開封の儀

さぁ、いよいよここからが本番です。これまでのは長い長い前置きですからね(笑)

外箱のデザインは超シンプルです。
裏面には英語で色々と。
外箱をスライドすると中の箱が出てきます。
中箱は観音開きになっています。
中身が見えてきました。
同梱物は本体、説明書等、イヤーピース(S、L)、USBケーブルです。
これが充電ケース。オールブラックでかっこいい。
ケースを開けるとイヤホン本体が!
イヤホン本体を取り出してみました。
右側イヤホンの操作ボタンです。

右耳のイヤホンにボタンが付いていますので、このボタンで再生/停止、音量の上げ下げ等ができます。一点だけ難点を挙げるとすればこの部分で、ボタンが超固いんです。まぁまぁ押し込まないと反応してくれません。防水のため仕方なかったとは言え、もう少し何とかしてほしかったかなと思いますが、そんなの何とも思わないほど高音質なので許します(笑)また、羽のように見える部分がこのイヤホンの特徴でもありますが、これは『StayHear+ Sportチップ』と呼ばれ、円錐形のノズルによって耳にやさしくフィットし、かつ、独自のウィングが耳にしっかりハマって外れにくい。上下左右に激しく首を振っても全く落ちる気配はありません。着けた感じはカナル型ではないので圧迫感もなくしっかり入ってる感じでもないんですが、なぜか外れる心配は全くないという不思議な感覚です。

最後に

さすがBOSEと思わせる作りです。

いかがでしたでしょうか。私自身、BOSEの製品は初めて購入しましたが、やっぱりこれだけ高評価なメーカーの音には当然ですが思わず納得させられました。音もいいし見た目も格好いいし言うことなしで大満足です。今流行りだし検討してみようかなという方にはとりあえずBOSEをお勧めしときます(笑)

advertisement