一昨日、マリンメッセ福岡で開催された「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016」に参戦してきましたので、その興奮が冷めないうちにライブレポをお届けします!

※注意!
ライブ中に演奏した曲名や演出もバンバン出しますのでこれから参戦する方などは読まない方が良いと思います!

ライブ前~13:00頃~

今回の「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016 in マリンメッセ福岡」は7/16(土)と17(日)の2Daysでしたが、私は2日目の17日に参戦しました。開場は16:00、開演が17:00から。私が参戦した日曜日は開演が少し早い時間からでしたが、その前に物販が13:00から開始されるということでその時間には開場に到着できるように向かいました。友人2人と一緒に博多駅からタクシーで会場入り。すると正面入口にドーンと看板が掲げてありまして、お決まりの記念撮影。

ここでかなりテンションが上がります。さて、物販の方はというと…そんなに並んでねぇ(笑)私の想像では物販開始の時間には長蛇の列で、炎天下の中、1時間前後は並ぶんだろうなぁと思っていましたので、なんか拍子抜け。THE YELLOW MONKEYは、2001年に活動休止してから今年の再結成までに約15年が経過しています。活動休止当時に20歳でも現在35歳、当時30歳だと現在45歳となり、自ずと昔からのファンはおじさん、おばさん世代になるわけですね(笑)そんな世代のファンが物販開始時間から長蛇の列をなすのは年齢的に厳しいんでしょう、私も含めて。そういう考え方があって、しかも年令的にやっぱりガツガツしてないんだろうね、と友人と話していました。

結局、並び始めてから10分程度で順番が回ってきました。友人と何買う?みたいな話で長蛇の列を乗り切ろうと思っていた私は何を買うかほとんど決めておらず、バタバタと決め手しまう始末(苦笑)いろいろと悩みましたが、「ALRIGHT! Tシャツ(黒)」、「ジャガードマフラータオル(ブルー)」、「リストバンド(黒)」、「ペンライト」を購入しました。さて、思いの外スッと買えたので開場の16:00まで約2時間強です(笑)

レストランで時間潰し〜14:00頃から16:00頃〜

外にいても暑いばっかりなのでレストランへ行こうということになりました。その前にまず『バラ色募金』に立ち寄りました。

1回に100円以上からなんですが、募金するとTHE YELLOW MONKEYのオリジナルピックが1枚貰えます。

「THE YELLOW MONKEY」と書かれたホワイトベースのシンプルなピックです。色違いで複数種類あるようです。

その他にも展示ブースで写真撮ったりファンクラブ会員限定のスクラッチにチャレンジしたりと会場の雰囲気をひと通り楽しんだあと、レストランへ向かいました。レストランでは遅れてきたもう一人の友人(会うのは15年以上ぶり!)と合流し、懐かしい昔話に花を咲かせながら開場を待ちました。

開場~16:00頃~

いよいよ開場です。今回はアリーナ席の48列目でしたのでやや後ろの方でしたが、メンバーの中で一番好きなベーシストのHEESEY側でさらにテンションアップ。ここから約1時間、1曲目は何だろうとかどんなセットリストなんだろうとかワイワイ話しながら過ごしました。私の友人もかなりTHE YELLOW MONKEYが好きなので、いかにマニアックな選曲が出てくるか、その話題は特に盛り上がりました。

開演~17:00頃~

アレコレ話している内に、とうとう10分前となったところでステージ上にかかった幕のスクリーンに600秒前からのカウントダウンが始まりました。会場からはどよめきが起こりました。そして残り100秒あたりからざわつき始め、60秒前後から会場中が総立ちとなり全員でのカウントダウンが始まります。もうこの瞬間はテンションMAX!!

10! 9! 8! 7! 6! 5! 4! 3! 2! 1! 0~!!!!

会場が暗転し、バラ色の日々の効果音が流れ始めます。この流れはまさかの…

ジャガジャーン!

プライマル。です!今回のツアー初日に話題となった1曲です。演出も同じで、最初は白い幕がかかっていますが、後半から幕が下り、メンバー全員の姿がお目見えします。この瞬間、

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

もうこの時点で感無量です(笑)ボーカルのLOVIN、ギターのEMMA、ドラムのANNIE、そして我が心の師匠、ベースのHEESEY、全員が楽しそうに、そして熱狂的に演奏している生の姿を約15年ぶりに見ることができました。そうなんです、やっぱりこの4人なんです。この4人から生まれる音が私は昔から大好きなんです。平均年齢約50歳のバンドですが、そんなことは微塵も感じさせない艶やかなボーカルとエロティクなギター、圧倒的にパワフルなドラムと腹の奥底まで響く重低音のベース、もう全てが15年前と同じ、いや寧ろそれ以上のクオリティでこれでもかと迫ってくるステージでした。プライマル。から始まり、楽園、ROCK STARと続けざまにTHE YELLOW MONKEYの王道ロックが響きます。

そして昔からのファンには懐かしいChelsea Girl。イントロでやられますね。そこからこれまたここでやると!?って感じのA HENな飴玉。生唾ものです。さらにさらにライブバージョンの前奏が入ったTactics。ギターから始まるイントロの途中からベースが入る箇所が大好きな曲です。会場のテンションもぐんぐん上がっていきます。

続いてはインディーズアルバムに収録のLOVERS ON BACKSTREET。これには鳥肌が立ちました。その次のFINE FINE FINEもかなりレアな楽曲で驚きましたね。

そこから、球根、カナリヤ、HOTEL宇宙船、花吹雪、空の青と本当の気持ちと続きます。と、ここでメンバーは一旦退場します。あれ?と思っていると、スクリーンに映像が流れ始め、直前に演奏した空の青と本当の気持ちの映像から逆再生が始まり、開場の様子などが逆再生で流れます。どんどん遡っていき、THE YELLOW MONKEYが再結成を発表した時の映像が写ったところで、復活後の新曲ALRIGHTが始まります。再結成後初めての新曲なだけにステージで演奏するのを見るのはコレが初めて。事前に買ったペンライトを掲げて大いに盛り上がります。

ALRIGHTの次は、先日放送されたTHE MUSIC DAYで演奏したSPARKへと流れます。この時の盛り上がり方は最高でした。会場の全員が一体となった瞬間のひとつです。見てないようで見てるを挟んで、ライブでは定番中の定番のSUCK OF LIFE。LOVINとEMMAの絡みや曲の途中ではメンバー紹介があります。そこではそれぞれのメンバーのソロ演奏がありますが、これもTHE YELLOW MONKEYのライブの醍醐味のひとつです。

そして最後はバラ色の日々からこれまた定番の悲しきASIAN BOY。悲しきASIAN BOYのイントロでは大きなTHE YELLOW MONKEYの電飾とイエッサー!に合わせた花火が上がって盛り上がります。お決まりの演出から驚きの選曲まで、LOVIN自身が言ってたように幅広いファンが楽しめる内容でした。

アンコール

かなり緩めのアンコール(笑)に応える形で出てきたメンバー達。まずはデビュー曲のRomantist Tasteです。イントロ部分で右手を斜めに上げ下げする共通の踊りが踊りたくてたまらなかった私たちには最高の選曲でした。そしてLOVE LOVE SHOW、ライブでは初めて聴くBRILLIANT WORLD、ベースソロが格好いいWELCOME TO MY DOGHOUSEへと続き、ラストはJAMで静かに終わります。

セットリストまとめ

  1. プライマル。
  2. 楽園
  3. ROCK STAR
  4. Chelsea Girl
  5. A HENな飴玉
  6. Tactics
  7. LOVERS ON BACKSTREET
  8. FINE FINE FINE
  9. 球根
  10. カナリヤ
  11. HOTEL宇宙船
  12. 花吹雪
  13. 空の青と本当の気持ち
  14. ALRIGHT
  15. SPARK
  16. 見てないようで見てる
  17. SUCK OF LIFE
  18. バラ色の日々
  19. 悲しきASIAN BOY

アンコール

  1. Romantist Taste
  2. LOVE LOVE SHOW
  3. BRILLIANT WORLD
  4. WELCOME TO MY DOGHOUSE
  5. JAM

全部で24曲のコンサートでした。こうして振り返ると、シングル曲も含めてインディーズアルバムのBunched Birthから最後のアルバムの8までの楽曲が幅広く選曲されていますね。

最後に

いかがでしたでしょうか。15年ぶりに4人の姿を生で見ることができましたが、15年のブランクを全く感じさせず、しかもよりパワーアップして返ってきた姿に終始感動しっぱなしでした。ライブの最後にドラムのANNIEが「やばい!やばい!やばい!やばい!帰りたくない!それくらい最高のライブだったよ!また必ず来るね!」と言っていましたが、私も全く同じ気持でまた必ず参戦すると心に決めました。また、ライブの途中ではLOVINが「THE YELLOW MONKEYはもう一生解散しません!」と嬉しい宣言をしていましたので、私もこれからも一生THE YELLOW MONKEYを応援し続けていきます。