テーマ作成時に参考にしたサイトの中で、一つの記事にするほどの内容ではないCSSの小ネタを5つご紹介します。どれもないと困るし、実装するととても便利な方法です。
フォントサイズ指定
CSSでフォントサイズを指定する時、font-size: 16px;
のようにpx
で指定する絶対指定はあまりよくないというのを昔見たことがあったので自身のサイトでは相対指定を心がけていますが、この相対指定にも色々と種類があります。中でも%
やem
はよく知られていると思いますが、今回私が新たに知ったのがrem
という単位です。
rem
とはroot em
という意味で、要するに文書全体のルート要素であるhtml
要素のfont-size
を基準にするというものです。これは非常に便利で、フォントサイズの指定が分かりやすくなります。私は以下のように指定してみました。
html {
font-size: 62.5%; /* 10px */
}
body {
font-size: 1.6rem; /* 16px */
}
h2 {
font-size: 2.6rem; /* 26px */
}
親要素に左右されないので、フォントサイズの指定をピンポイントで行うことができます。
スマホの横画面でも文字を拡大させない
見出しの通りなんですが、スマホ版の横画面で文字を拡大させないようにするCSSです。
上の記事の通り、body
に-webkit-text-size-adjust:100%
を指定するだけです。
body {
-webkit-text-size-adjust: 100%;
}
超簡単です。
画像の下にできる謎の余白を解消
これも見出し通りですが、画像の下に謎の余白ができてレイアウトが微妙に崩れることがありました。でもこれには対処方法があるため、速攻で解決できます。
私はimg
タグにdisplay: block;
を指定しました。
img{
display: block;
}
これも超簡単ですね。
斜めストライプの背景
当ブログでは本文中の画像にこの背景を利用しています。
該当の箇所だけ抜き出します。
img {
background-image: linear-gradient(45deg, #eeeeee 25%, #e6e6e6 25%, #e6e6e6 50%, #eeeeee 50%, #eeeeee 75%, #e6e6e6 75%, #e6e6e6);
background-attachment: fixed;
background-size: 8px 8px;
}
何となくオシャレな感じになったのと、これは画像だということが分かりやすくなって自己満足。
Google MapやYouTubeの埋め込みをレスポンシブ対応にする
これもレスポンシブ対応のブログには欠かせないです。
これもCSSを追記するだけなので簡単です。
ただ、iframe
を囲むdiv
タグをいちいち手打ちするのは非効率なので、プラグインのAddQuicktagを使います。
最後に
いかがでしたでしょうか。その他にも色々な小ネタを集めてテーマ作りを行いました。また機会があれば記事にします。